2017-08-08

退廃的なモノ 生命力のあるモノ

キム ホノ:水入れ
器林の店内は退廃的なモノが数多く存在します

鉄錆・古家具・古物をリメイクしたモノ
床も朽ちる直前の足場板
廃材も多数点在しています

退廃という言葉の通り
これらは廃れていくモノや
消えゆくモノであります

うつわ屋らしくないモノが
沢山あるのには理由がございます

自分が思うには
退廃と相反する生命力との相性には
目を見張る美しさがあるのです

人間の創るモノは
いつかは朽ち果て 消えてゆくのに対し

植物は
いつの時代も息を吹き返し
繁栄を繰り返す 力強い生命力を持っております

お互いのギャップは勿論
自然の摂理にあった相性なのかも知れません

器林の器は
生き生きとした作品・とても力の強い作品なので
退廃的なモノと対峙する相性の良さがあり 
自然の風景や植物の生命力とも同調する美しさもございます

画像を見ていただけると
退廃と生命力が対峙・同調しているのを感じて頂けると思います

ところが最近は
朽ち果てる事も無く
生命力の無いモノが世の中には横行しています
その存在を否定する訳ではありませんが
どこかで警鐘を鳴らさなければならないと考えています

希薄な厚みの無い世の中にならない為に
先ずは自分のまわりから・・・

こんな理由で
器林には ヘンテコなモノが沢山あるのです(笑)